シェアハウス契約時の注意点8項目。入居前に要チェック!
投稿日:2014年08月16日(土)
最近、東京を中心に、シェアハウスの数が増えてきています。テラスハウスの影響や未婚の若い男女が増える中、シェハウスは友達やコミュニティを作る場として注目されています。ただ、シェアハウスの契約を結ぶ前に、チェックしてほしいことが8個あります。
その契約時の要チェック注意点8項目をこれからそれぞれ説明していきます。
1.シェアハウスの契約は、中途解約できるか
シェアハウスでも、ふつうの賃貸契約と同様に、定期借家契約の形態を取っている場合、原則として中途解約ができません。その場合に中途解約ができるのは、転勤などのやむを得ない事情の時のみとなります。もし、自分の都合で、契約期間より早めに退居する場合には、途中退居でも、契約期間中に払うことになっていた家賃の全額を請求されてしまいます。
2.契約後の更新が、確約されているか
一般的に、一人暮らしのアパートやマンションでは、契約が満了しても希望すれば、アパートに続けて住むことができます。これに対し、シェアハウスは、契約が完了すると、本人が希望していても、シェアハウスから出なくてはならない物件があるようです。
契約を結んでも、長く住むことが保証されているわけではないことがあるので確認しましょう。
3.入居者の人数に対する、シャワー・トイレ・キッチンの数
日常生活で、ほぼ毎日使うものを十分に使えないと、ストレスになりますよね。何人の人とシャワーやトイレ、キッチンを共有するのかを確認し、その人数でシェアすることが可能かを考えてみましょう。例えば、一見多くなさそうに見えても使用時間が重なる場合もあります。
4.シャワーの使える時間
シェアハウスでは、共同生活であるために、幾つかのルールがあります。その1つが、シャワーの使用時間の制限。多くの場合、シャワーが使える時間は、17時~23時と設定されているようです。仕事などの理由で、家に帰る時間が遅くなる方や、朝にシャワーを浴びたい方は、入居を考えているシェアハウスで、シャワーが使える時間が制限されているかを確認しましょう。
5.自分の部屋の壁の厚さ
シェアハウスでは、多くの人が住めるように、たくさんの個室を設けているところがあります。このため、個室の壁が、薄いことがあります。シェアハウスでも、自分の個室では、静かな環境が欲しいという方は、自分が入ることになる個室の壁の厚さを確認しましょう。つまり、音がどれだけ聞こえてくるかを確認してみて下さい。
6.盗難のおそれ
シェアハウスのトラブルで多いのが、盗難です。特に、傘や靴など共有のスペースに置くものが、盗まれやすいようです。盗難がないにこしたことはありませんよね。シェアハウスに引っ越しをするのであれば、そういったことが過去にあったか、防犯対策がとられているか確認しましょう。
7.シェアハウス内の人間関係
テレビドラマのシェアハウスでも、たまにトラブルがあるように、一緒に住んでいるとどうしてもトラブルが起きてしまうこともあります。気に入ったシェアハウスにはどんな人がいるのか、年齢層や雰囲気なども確認しましょう。
8.シェアハウスに友人や家族を呼べるか
トラブルがないように、シェアハウスでは、基本的にゲストを呼ぶことは禁止されているところが多いようです。シェアハウスに住んだら、友達を呼びたいと思っている方は、気に入ったシェアハウスでそれが認められているのか確認しましょう。
まとめ
新しい住居スタイルのシェアハウスは、日本人のこれまでの慣習や価値観とは異なることもあります。「他人と関わるから面倒」ではなく、他人と新しい人間関係を築くことを楽しめるか、がシェアハウスに住む上でカギになってきます。
家族以外の人と支えあうコミュニティが作れるといいですね。