礼儀正しい挨拶や自己紹介をすることは、ビジネスの基本・ファーストステップと言っても過言ではありません。
それが、英会話を必要とするシチュエーションともなれば、「挨拶」や「自己紹介」の持つ意味合いは、普段以上に重要性が増す事も多いでしょう。
 
そこで、一般的なビジネス英語での、挨拶・自己紹介の例文をご紹介します。
それぞれの例文は、シチュエーションに合わせたフレーズで、使い方・ニュアンス等の解説もあります。
今後のビジネスに活用できる、あなたの便利なツールになるはずです。
 

 

例文1（初対面の挨拶）

 
How do you do, sir / ma’am? It’s a pleasure to meet you. My name is ・・・.
（はじめまして。お会い出来て光栄です。私は･･･と申します。）
このフレーズは、とてもフォーマルです。
初対面で、特に目上の方に対する挨拶に相応しい英語です。とても丁寧で礼儀正しさがアピールされます。
 

例文2（初対面の挨拶）

 
How do you do (, sir / ma’am)? It’s great to meet you. My name is ・・・.
（はじめまして。お会い出来て大変嬉しいいです。私は･･･と申します。）
とてもフォーマルな挨拶として、一般的に使えるフレーズです。
「great」を、「good」「wonderful」「nice」等にしても同様のニュアンスでの挨拶になります。
 

例文3（挨拶）

 
Hi, how are you?　It’s good to see you. My name is・・・.
（こんにちは／はじめまして。お会い出来て嬉しいです。私は･･･です。）
あまり他人行儀過ぎない・フレンドリーなニュアンスです。
例文1や2と比較すると少し砕けた英語ですが、ビジネスの場にも相応しい挨拶です。
2回目以降に会う場合の挨拶では、”It’s good to see you again.”にすると、「以前、会っていることをしっかり覚えている」という確認やアピールにもなるでしょう。
（たった一語ですが、”again”が有るか無いかで、ビジネスに何か影響を及ぼすかもしれませんね。）
 

例文4（挨拶・テクニック）

 
How do you do Mr.･･･／Ms.･･･? （･･･様、はじめまして。）
How are you, Mr.･･･／Ms.･･･? （･･･様、こんにちは。）
相手の名前をきちんと把握していることを、さりげなく挨拶の中に取り入れたフレーズです。
この表現は、フォーマルな初対面の挨拶から、その後の挨拶にも使うことができます。
「お待ちしておりました。」「お会いできるのを楽しみにしておりました。」といったニュアンスをアピールできます。
このように、ほんの少しの工夫を加えるだけでも、ビジネス相手の一人ひとり（各社）に対する敬意を示すこととなり、好感度アップにも繋がるでしょう。
Mr.／Ms.の後には、相手のラストネームのみで言うのが一般的です。
（フルネームを使うのも間違いではありません。）
 

例文5（お別れの挨拶）

 
It was a pleasure meeting with you today. （本日、あなたにお会い出来てとても嬉しかったです。）
It was nice meeting you today. （今日は、あなたにお会い出来て良かったです。）
 
もしも、相手が先にこういったフレーズを言った場合は、
The pleasure was mine. (こちらこそ、お会い出来て嬉しかったです／良かったです。)
と返答するのが、ネイティブ同士のビジネスでもよく使われるフレーズです。また、続けて、
I’m looking forward to seeing you again. （また、お会い出来ることを楽しみにしております。）
I look forward to doing business with you. （今後とも、宜しくお願い致します。）
と言うことによって、将来的・継続的ビジネスのスムーズな締めくくりの挨拶になります。
 

まとめ

 
新しいクライアント、または海外から訪日中のお客様を相手に、マナーよく挨拶をし、はっきりと自分の名前を発音し自己紹介するスキルを身につけておくと、その場限りではなく、その後のビジネス関係にも、非常に効果的に幅広く役立っていきます。
自己紹介は初対面のみで使う英語になりますので、自分の自己紹介英語をシンプルにまとめ、丸暗記することで、何度でもリピートして活用することができます。
ビジネスにおいて、第一印象はとても大切です。基本のフレーズをしっかりマスターしておきましょう。
 
 
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