海外では名刺交換の前にまずはあいさつを行います。日本でも名刺交換の口上、所作は決まっていて、流れ作業のようにてきぱき行いますよね。スムーズさがスマートさでもあります。ここは海外でも同じ。スムーズにできるように下記の会話をリズミカルに言えるようにしておいてください。
パターン①
「Hello, My name is Taro Yamada. Nice to meet you Mr Smith.」
(こんにちは。山田太郎と申します。スミスさん、お会いできて光栄です。)
「Hi, Taro. I am Smith, nice to meet you too.」
(こんにちは、太郎。スミスです。こちらこそお会いできて光栄です。)
パターン②
「Hello Mr Smith, I am Taro Yamada. How are you today ?」
(こんにちは、スミスさん。山田太郎です。元気ですか?)
「Hi, Taro. I am good. You ?」
(太郎、こんにちは。元気だよ。君は?)
「Fine, thank you. It is great to meet you.」
(元気です。ありがとう。お会いできて光栄です。)
「Great to meet you too.」
(僕もだよ。)
これだけ。全部中学校の初期に習う英語です。これを流暢に、スムーズにテンポよく、リズムにあわせて言えるということが大事です。ここは練習あるのみ。またもうひとつ大事なポイントがあります。つぎの項で。
海外では名刺交換は必須ではありません。一応持ってはいるようですが、メモ代わりに使って終わることも多いです。
こちらが名刺を取り出すと、あわてて向こうも取り出しはじめることもあります。ここはあまり気にせず、あいさつが終わった段階で「Here is my business card, just in case」(どうぞ、わたしの名刺です。念のため)と言いながら名刺を渡しましょう。
渡すときのマナーは特にありませんが、ここでもアイコンタクトとスマイルを忘れずに。それと、お辞儀はしないように気をつけてください。異様な印象を与えてしまいます。