【誤解の多い猫のご飯】いつまでも元気な食事の基本
投稿日:2015年06月15日(月)
猫のご飯と言えば、魚!牛乳!を連想しがちですが、実は、猫は人間の食べ物はほとんど食べられないのです。
テレビや映画の影響から、猫のご飯には誤解が多いものです。
猫の体質を知り、体に負担のかからないご飯を選んであげましょう。
人間の食べ物はあげちゃダメ?
猫は犬よりも野生的で体が丈夫なイメージがありますが、実際はとてもデリケートです。
人間の食べ物は様々な調味料が使われているため、肉食の猫には刺激が強すぎるのです。
肉食動物の消化器官はデリケート
肉食であるということは、味付けのされていない、シンプルな食生活を送ってきたということでもあります。
その為、猫の消化器官は砂糖や塩、香辛料といった刺激に耐えられず、調味料の多い人間の食べ物は、寿命を縮める危険があるのです。
猫には人間の食べ物ではなく、キャットフードを食べさせてあげるようにしましょう。
魚や牛乳も実はNG?
猫の食事の代表的な食べ物に思われがちな魚と牛乳。これも基本的にはNGです。
塩分の多い魚は腎臓にダメージを与え、骨は喉に刺さる危険があります。これが原因で寿命を縮めてしまう恐れもあるほどです。
牛乳も、下痢を引き起こしやすくなるので、猫の体には負担がかかります。
どうしても魚を食べさせたい時は、塩分量や骨には十分気を付け、ミルクを飲ませる時は必ず猫用のミルクを選んであげましょう。
人間の食べ物はおやつ感覚に
ご飯を食べていると寄ってくるから・・・
キャットフードだけでは可哀想だから・・・
人間の食べ物も食べさせてあげたい!という場合は、調味料や添加物の一切含まれていない、所謂「味のしない」食べ物をおやつとして食べさせてあげましょう。
少量を時々が基本です。
猫の主食はキャットフード
人間の食べ物を主食にすることもできる犬と違い、消化器官のデリケートな猫の主食は、キャットフードが基本です。
年齢や健康状態によって種類分けされていますので、猫の体に合わせたキャットフードを選んであげましょう。
また、缶詰タイプとドライフードタイプの二種類のキャットフードがありますが、歯茎やあごを丈夫にするためにも、出来る限りドライフードを選んであげることがお勧めです。
ドッグフードとキャットフードは別物
犬に必要な栄養素と猫に必要な栄養素は違います。
犬と猫を飼っている人の場合、ついつい犬と一緒にドッグフードを食べさせてしまうこともあるでしょう。
しかし、猫にドッグフードを食べさせてしまうと、栄養不足で具合が悪くなってしまうことがあるのです。
これまで犬を飼っていて、新たに猫を飼い始めたという人は特に注意してあげましょう。
ペットシェアハウスで違いを楽しもう
人間の生活になじみやすい犬と違い、猫には猫の生活スタイルがあり、食生活があります。
猫との生活は、違いを楽しむことに醍醐味があるといっても過言ではないでしょう。
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